バングラデシュ人材セミナーに参加してきました

 1月21日に大阪で駐日バングラデシュ人民共和国大使館と公益財団法人国際人材協力機構(JITCO)が主催したバングラデシュ人材セミナーに参加してきました。

 バングラデシュは親日国であること、人口がまだまだ増加し続けること(現状は1億7,000万人超の人口を有する)、若い労働者の人材が豊富であること、縫製以外の産業を育てなければならないことなど、アリ大使とアベディン一等書記官が力説されておられました。

 また、JITCOの松富常務理事はEUがアフリカや中東からの移民や難民の受け入れからアジアへ目を向けはじめ、米国もメキシコや南米からの不法移民の受け入れからアジアへシフトする動きがあり、アジアの人材の獲得競争が激しくなることが予想されると分析されてました。

 バングラデシュの送り出し機関の情報としては認定送り出し機関は日本に駐在事務所を構えることが必須条件になっています。監理団体や実習実施機関にとっては非常に安心でき、連携が図りやすいと思いました。また、バングラデシュからの技能実習生の新規入国状況についてはここ2年は700人前後で推移しており、ベトナムやインドネシアの6万人や5万人といった大量の新規入国者数には程遠く、買い手市場ということでした。

 今回のセミナーに参加して東南アジアから南アジアへのシフトが近い将来確実に来ると感じました。組合員のみなさまに有益な情報を今後も発信続けてまいります。

写真中央がアリ大使、左が松富常務理事

 今回は最近、身体が成長中(?)の三原が担当いたしました。

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